廃業(閉店)を考える 3

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Zero整体院(自店)を考える

現在地は何処か?

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前回の続きです。

今回は自分のお店のお話になります。廃業(閉店)を考える①と②で書いてきたようにどの商売、経営においても現状を取り巻く状態は厳しくなってきてると思います。今現在が安泰だと思えても1年後にはどうなっているか分からないと言うことも多々あると思います。特に個人の自営業で言うならば、自分が病気になったり寝込んでしまったり、または数ヶ月の闘病で整体院を閉めるということになれば現状を考えれば、これはもう致命傷だと思います。

そして、もう一度身体が良くなったからまた休業を開けて初めてもこの業種で言うならば、やり直すのはかなり厳しいんではないかと思っています。自分も以前に書いてあるように、交通事故で数ヶ月間閉めてまた始めた時は、まぁやれるだけやってダメなら仕方がないなという思いでしていたところはあります。

運良くなんとか今まで行ってこれましたが、以前とは違うこともあり、取り巻く現状や自分の年齢もだいぶ変わってしまったので、次また同じ様な事になるとやり直すのはもう無理かなと思っています。また例えば、自分の親の介護が必要になって面倒を見なければいけない事になったり施設に入れたとしても色々と面会に行ってあげなければいけない等、他の色々な問題が出てくる年齢になってきたという事もあります。

若い頃は健康は当たり前のように思っていましたが年をとるに従って健康というのがとても素晴らしい事だなと思うようになります。例えば40歳の時の同窓会があって行くと、何人かは亡くなっていたりする方も実際いるわけですし元気に生きていることっていうのが素晴らしいなと思わされたりもします。

整体が楽しい

まぁ以前からブログで書いてるように、開業して10年までは借金してでもやると来院してくれる方に言っていましたが、10年を超えると1年1年行ける所まで頑張ると。プロ野球で言うFA の更新のように一年一年更新して後は出来るとこまで行っていくという考えに変わって今15年目に入っています。

よく同業の方と話す時に、お互いよく今までやってこれたなという話になったりしますが、実際に昔に学院で教えてもらったように、10年整体業をひたすらにやると色々な諸症状の人が来て施術をして色々な経験を積むので10年やって初めて一人前の整体師としてのスタートラインに立てると言われたことがありますが、実際10年やって初めて整体業というのが面白くなりました。

それまではつまらなかったり苦しかったり嫌だったりというのが自分は多かったんですよね。整体が楽しいとか面白いとか思った事がなかった。それ位に自分にとっての整体業は難しかったり苦しかったりしたという裏返しでもあるんだと思います。それが此処数年、ちょっとずつ楽しくなったり面白くなって来ているので、出来るならもう少し一年でも一日でも長くできたらいいなと思っています。

 

Zero整体院のおかげさまでありがとう

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