心が荒む
2021年 2月よりブログの更新を毎週月曜日の夜に変更しました。
無機質
失望の時の続きですね。
仕事に対する情熱はなく淡々と機械のようにしていた時期もあります。 一昔のように、この先生は凄く一生懸命に対応してくれるなとか凄くこちらの事を理解してくれようとしているなとか、今までしてきたであろう事を全くしてなかったような気がします。 自分の中で人に失望していましたから 。人間に絶望していたんですよね。整体という仕事にも失望していました 。 当時 、心の中ではクソみたいな仕事だなあと思っていた処があります 。極論すると全てがバカらしいと言う事です。
最初に教えられた事の全否定みたいな感じです。
何が人のために頑張るだよ。頑張る必要なんてない。アホくさいみたいな。心も荒んでいました 。 頑張るのだって必死に頑張って、ほんのちょっとでも報われる事があれば頑張れるんですけどね。 それすらなかったから頑張る気力もなくなっていましたね。 あの頃を知ってる方達は、当時どう思ってたのかなんて、ふと思うこともありますね。
そんな時がしばらく続きました。 ほとんど無の状態で仕事をしていたと思います。 期待もしなければ失望 もしない。 希望がなければ絶望もしない。 そんな感じの時だったんではないでしょうか。 ある時に来院されてた方が何回か来ていたのですが、こう言われました。 先生、私の名前知ってます? そこでその人の名前を言いました。 ちょっと驚いたようにしてたんです。 知らないと思ってましたと。 そう言われるほどに 機械的に淡々と仕事をしていたんじゃないかと思います。 その方からはそう見えてたって事ですよね。 そんな無機質な時も唐突に終わりを告げる時が来ます。 荒みの時も終わるんですね。 ある時、パタッと変わりました。 それは・・・
整体が面白くなってきたんですよ。整体という仕事が。閉ざされていた扉が一気に開いた感じです。それは唐突に。荒みの時に終わりが来ました。