整体 心不全 回想記

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整体業を何年も続けていると色々な症状の人と出会います。その中でも思い出のある症状の方の事を回想記
の中で書いていこうと思っています。

心不全

整体施術

その方は長く整体に通われていた70歳代の女性でした。ある日、施術中に2日ほど前の夜中の3時位に気分が悪くなり、なんとか朝まで耐えて、かかりつけ医院に行くと逆流性食道炎だと言われ点滴をして落ち着いたので帰ったという話を聞きながら術をしていました。

その方の年齢も年齢なので元々軽めの施術をしていたのですがその話を聞き、いつもより負荷のかからない施術をしていました。30分ほど経った頃に気分が悪くなったと言われ、じゃあこれで今日は終わるのでひと休憩してから帰ったらどうかと言って休んでいました。しかく気分が良くなる事はなく、とても辛そうでした。

とても具合が悪くそうなので病院に行くのを勧めると自分で車を運転して病院に行けないと言うことになり私がその方の車を運転して連れて行くことになりました。次の時間は予約も入っていなかったので その方のかかりつけ医院に連れて行きました。そこで点滴を打ってもらい落ち着いたので、その方の家まで送りました。そしてまた落ち着いて整体に来れるようになったら連絡してくださいと伝えて帰りました。

それから一週間経って連絡がありました。似たような症状がよく起こるので大きい病院できちんといろいろ検査を受けてみると言っていました。それからまた一週間ほどあり電話がありました。原因が分かったと言われ、病名は心不全だったと言う事でした。これから薬の投薬をするかペースメーカーにするか、治療の方針を決めていくという事でした。と言う事でしばらく来れないとの事になりました。

それ以降は来られていないのですが、もし万が一にもあの時亡くなっていたらと思うとゾッとします。整体業を続けてきて思うことは、何年やってきても人の体を触るというのは怖いことだなという自覚を常に持っていないといけないということです。仮に持病持ちの人がいて、たまたま施術中に発作が起こって救急車を呼んでそのまま病院で亡くなったとして整体院に救急車が止まって人が運ばれていく光景を見た人がどう思うでしょうか?

緊張感

人の身体を施術すると言う事は施術中にたまたま施術中に発作が起こったりとかそういう事になる可能性もあるので、どんな方が来られていても常に緊張感でやっていないといけないと常図思っています。持病持ちじゃない方でも突発的に何かあったりする場合はあるのでこれも常に緊張感をもって対処していかないといけないと思っています。実際そういう経験をすると誰でも思うでしょう。

経験を積むと慣れも出来るし余裕も出来ますが初心や緊張感が薄れて行く事がありますがそれを意識して気を引き締めて行かないといけないと思います。

 

Zero整体院のおかげさまでありがとう

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