氷河期世代2

今の日本は非正規雇用が2000万人以上です。そのうちの600万人が氷河期世代と言われています。非正規雇用、派遣は老人の雇用を守るために既得権益層はいつも弱者を食い物にする。

氷河期世代が言われ続けた言葉に

自己責任、

努力不足、

成果主義、

即戦力があります。

当時は人を使い捨て無駄に高いレベルの人材を求める傾向にありました。人を育てることをしなく人も育てられないからそれは、今の人材不足の一つにもなっていると思います。

当時のハローワークの求人募集に年齢25歳まで。業務経験10年以上に限る。営業経験あり。月給18万以上。正社員募集の応募内容に新卒、資格あり、経験者求む、なかなか矛盾した笑える内容です。

そして 非正規でも正社員でも働いてみればほとんどがブラックであり言われる言葉は、代わりはいくらでもいる。です。

氷河期に有名大学を出てパチンコのガイアなどに新卒で入社して働いているのがテレビで放送されたりしている時代でした。それから20年経ちガイアも倒産して再生をしている最中だと思います。時代の流れって凄いですよね。

当時 会社のブラック労働で過労死などが問題となり始めていました。そういう事があるとそんなところにしか勤められないのはお前が努力しなかった。て言われるんですよ。出ました。自己責任論ですね。しかし職場をより好みするなと言うがより好みをするために必死に受験戦争をしてきた訳ですよ。

低賃金で保証もない。そうするとこう言われます。嫌ならやめろ。スキルを身につけて転職しろ。起業しろと。今なら物価高で生活が苦しい。国民みんな同じだろ。年金が少ない。社会保障が削られている。資産運用しろ。生活保護で何とか生活を立て直したい。自力で何とかしろ。氷河期を生き残った者すらインフレで殺しにかかっている。今も地獄ですかね。

努力は誰でもしている。努力の先にもう一つ。運がいる。

人は城。

人は石垣。

人は堀。

情けは味方。

仇は敵。