ひきこもりと整体
ひきこもりと親
整体院に来られている方の身内で引きこもりの方がいるという話はよく聞くことができます。特に母親の方が息子が引きこもっているという話を打ち明けられることがあります。それでどの方々も同じことをおっしゃいますが自分たちがなくなってしまったら子供はどのように生きていくのだろうと、それが心配であるとおっしゃいます。
そこで相談があると。
このような整体という仕事で手に職をつけて生きていけるならば息子も良のではないだろうかと思うのでそのことを息子に話すと興味があると。一度息子を連れてくるので色々とお話を聞かせてもらえないかとお願いされたりします。こういう話は結構な数あります。
親御さんはきちんとした職業で息子さんが引きこもりと聞くと、ちょっと驚いてしまうことがほとんどです。そこで、いざ息子さんを連れてこられて聞かれた事には答え色々とお話をすることもありますがこの仕事も技術以上にコミュニケーション能力が問われることが多いということです。
コミニケション
整体に来られる方のほとんどは、何処かが痛く治らないと言われる方が多いと思います 。ご自身が痛くて辛いので、こちらの話をまったく聞く事もなく自分の事ばかり延々しゃべる方もいますし、逆にこちらが色々と話してそうですかと相槌を打つだけの方もいます。お互いが初対面で誠実時間を含め1時間ほどの
時間をマンツーマンで行いますのでコミュニケーションがうまく取れないと妙な間がったり重い空気になったりお互いになかなか長い時間に感じたりもします。
例えば腰痛の方なら上向きになったり、うつ伏せになったりするだけで痛がって時間が多々かかる人も多いです。そして、此処が痛い。 ここの奥が痛い。ここを曲げると痛いなどの事を色々と訴えられます。そういう状態の方たちとコミュニケーションをとりながら施術をしていくということは思っている以上に大変なことだと思うので正直 引きこもりになっている方が仮に技術を身につけてもなかなか難しいんではないだろうか?と言うことを正直に言うことにしています。
後はご自身で考えていろいろな学校もありますので技術を身につけるためにその気があるなら入学したらどうでしょうか?と最後に言いますが、今まで開業したという話は一件も聞いていません。ご相談は受けますが結果はいつもこのようになりましたとお伝えしてます。
この仕事を初めてこのような話よく聞くようになったので本当に身近に引きこもりの方は結構いらっしゃるんだな、と思うようになりました。今回は引きこもりの方が手に職をつけて整体業で生きていくならと言う相談を受けるという話でした。ひきこもりの方が逆に整体を受けに来てどのような感じになるのかという話はまた別の機会に書いていきたいと思います。
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