整体業を何年も続けていると色々な症状の人出会います。その中でも思い出のある症状の方の事を回想記
の中で書いていこうと思っています。
頭痛
整体に来る方には肩こりであるとか頭痛があると言う方がいます。特に偏頭痛持ちの女性の方は整体に来るのは多いと思うのです。整体で言うと筋肉の状態や身体の歪み等の施術をすると思いますが原因が他にある事も多いので来院する前に病院で検査等を勧めています。その方が本人も安心されますしこちらも色々と判断がしやすくなります。それでも施術を受けた後に揉み返しがあったとか、好転反応があったとか言われると整体に行って余計悪くなったと言われ予約のキャンセルになったりします。それなので施術の前に時間をかけて説明と同意をしてもらう様にしています。これは頭痛に限らずどの症状でも言えることですが。
人の身体は怖い
回想記なので頭痛で1番に記憶に残っているのはもう10年以上前の事でしたが施術が終わり座ってもらうと少し頭がボーっとしてると言われました。よく施術受けた翌日等に身体がだるい、しんどい、痛い等ではなく施術が終わった頃に焦点が定まっていなかったりボーっとしていたりは良くない状態の時があります。例えば、その状態のまま自転車に乗って帰るとか車を運転して帰るとかが大丈夫かなと思われ方が稀におられます。本当に稀でレアなケースですけどね。整体を受けて終わった直後は一時的に血行が良くなっているので人によりますが、体が暖かくなったと言われたりとか血流が良くなって体がむず痒くなり腕をボリボリとかかれる方とか色々な変化を出してきます。その中で血流が良くなって頭の中に梗塞があり、少し詰まっていたりするとボーっとされてこれは大丈夫かなと思う方が稀にいます。
その方は親戚の方と一緒に来られていたので、もしこのまま家にたどり着いてもぼーっとしている感じなら病院に連れて行ってくださいと言いました。でそのまま病院に連れて行くとやはり脳梗塞で緊急手術をしていますと電話をいただきました。その後、手術も無事に成功しお礼も言われましたがこのような例はまれにあります。
整体業を続けてきて思うことは何年やってきても人の体を触るというのは怖いことだなという自覚を常に持っていないといけないということです。仮に持病持ちの人がいて、たまたま施術中に発作が起こって救急車を呼んでそのまま病院で亡くなったとして整体院に救急車が止まって人が運ばれていく光景を見た人がどう思うでしょうか？
そういう事になる可能性もあるので、どんな方が来られていても常に緊張感でやっていないといけないと常々思っています。実際そういう経験をすると誰でも思うでしょう。持病持ちじゃない方でもたまたま施術中に発作が起こったりとか何かあったりする場合はあるのでこれも常に緊張感をもって対処していかないといけないと思っています。
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