氷河期世代

氷河期世代の今の年齢
2021年　２月よりブログの更新を毎週月曜日の夜に変更しました。

就職氷河期の話。

就職氷河期の話。2025年問題。

団塊の世代は2025年に75歳以上になるということですね。でその段階の世代の子供たちの世代というのが氷河期世代という定義になるようです。年齢で言うと40代から50代前半位じゃないでしょうか。これまた氷河期世代というの苦しい厳しい世代というイメージがありますよね。

よく言う 100社面接しても一社も受からないような時代でしたし、転職しようとしても未経験の人は無理ですとか言われて最初から人を取る気なんかないんですよね。まあ100社は面接に行って全く受からないとかなると自分って世の中に必要のない人間ではないかなんて思い始めるんですよね。

しかも男が仕事して女を養って結婚して家を建てて子供を産んで何て言うのが普通と呼ばれてた時代なので。正社員で働けなければ世の中の普通っていうのになれない時代だったんで。すよね。それで精神的にやられて鬱になったり自殺したりする人が多かったですよね。

当時、湾岸戦争ってのがあってそれの戦死者が3万人とか言われてた時に日本は毎年3万人の自殺者を出してたっていう報道があって経済戦争で負けまくってんだなあなんて痛感した覚えもあります。今も負けまくってますけどね。でその生き残っている氷河期世代と言われる人たちが40代50代になってきてるって事ですね。未だに派遣や非正規で働いている人も多いって言ってますしこの世代がきちんと給料を取れて結婚をして子供を産んで家を建てて当時の普通っていう生活が出来ていれば子供を生めていたら少子化なんて問題も大分変わっていたでしょうね。人口減少なんて今ほど起こってないと思いますよ。

これは政治の責任とか国策のせいでもあると思いますけどね。民間企業の努力でとか個人の努力で何とかできる時代でもなかったと思いますからね。その当時、雇ってくれるような職種はブラックって呼ばれるような職種が多かったんだと思いますよ。保険とか先物とかリフォーム会社とかパチンコ屋とかサラ金とかまあ大変な時代だったですよね。

思い出せば。挙句に最後のトドメの言葉は代わりはいくらでもいる。ですからね。最初期氷河期世代、真氷河期世代、超氷河期世代。今の日本の企業にまともな中間層がいない。育てずに切り捨てて来たのだから当然ではないのか。優秀な人はとっくに独立している。そして今は人材不足。因果応報。報いは来るものですよ。